2023/01/02

車を買うのであれば、なるべくお得に購入したいですよね!
車を買う際にかかる税金も安く抑えたいと思うのではないでしょうか?
車種や購入する時期によって、税金の金額は変わってきます。特に、自動車税は車の購入時期で金額が変わる税金ですので、しっかりと理解しておきましょう。
今回は、
車を買う時期で税金が変わるのか?
車を購入する時期はいつがベストなのか?
について解説していきます。
目次
車の税金の種類と支払うタイミング

まずは、車の税金の種類と支払うタイミングについて解説していきます。車の税金は主に3種類です。
税金の基本的な種類や仕組み、支払うタイミングを理解しておきましょう。
自動車税
毎年、4月1日時点で車を所有している人に課税されるのが『自動車税』です。
車を所有している人のほとんどがご存知かと思います、『自動車税』は車の排気量によって区分されます。普通車の場合は、排気量が小さいほど税金が安く、排気量が大きくなればなるほど税金が高くなります。
軽自動車は『軽自動車税』となり、排気量による金額の違いはありません。
が、普通車も軽自動車も、新車から13年以上経過した車は、重課税と言って、税金が高くなるので注意が必要です。
自動車税の支払うタイミングは、5月末です。普通車も軽自動車も、5月末までに支払いを済ませるようにしましょう。
また、車を購入する際は、普通車のみ購入月以降の自動車税を月割りで支払わなければなりません。
重量税
重量税は、車を購入した時や、車検の時に支払います。名前の通り、車の車両重量によって、税金の金額が変わります。
重量税も自動車税と同様に、車両重量が小さいほど税金が安く、車両重量が大きければ大きいほど税金が高くなります。
軽自動車は、車両重量による金額の違いはありません。
新車から13年、18年経過した車は税金が上がるので注意が必要です。
環境性能割
2019年10月以前は、取得税を支払う必要がありましたが、税制度が改正し取得税に変わって『環境性能割』が導入されました。
『環境性能割』は一般的には車を購入する際に支払います。
税額は、環境性能に優れているかが基準となります。車の燃費性能によって、課税率が区分されます。
ガソリンを必要としない電気自動車は免税、ハイブリッドやクリーンディーゼルなど、環境性能の良い車も免税となる場合があります。
中古車の場合、購入する時期によって金額が変わる場合がありますので、注意が必要です。
エコカー減税もチェック
電気自動車やハイブリッドカーなど燃費性能の良い車や、排気ガスが少ないと認定された車は、エコカー減税が適用されます。
クリーンディーゼルやガソリン車にも適用される車種があります。
エコカー減税で優遇される税金は、自動車税と重量税です。車種によって減税の程度は変わりますが、重量税は25%〜全額、自動車税は25%〜75%軽減されます。
自動車税は車の購入時期で変わる?

自動車税は、毎年5月末に支払うとお話ししましたが、普通車を購入する場合は、購入月以降の自動車税を月割りで納める必要があります。
軽自動車の場合は、月割り計算がありませんので、購入時に自動車税の月割り金額が加算されるということはありません。
自動車税は車の購入時期でどのように変わっていくのかを解説していきます。
普通車の場合は、購入する月以降の月割りがかかる
普通車の場合は、購入する月以降の自動車税が月割りでかかってきます。
1ヶ月分の納税額は大体同額になるように算出されていますので、年度の途中で購入しても、残りの月分を同じように収めなければなりません。
ただし、3月分は月割りの納税がありません。
軽自動車は月割りがない
軽自動車の場合は、普通車と違って月割りがないので、いつ購入したとしても自動車税の月割りがかかるということはありません。
ただし、年度末に購入すると来年度の自動車税を購入する際に支払わなければならない場合があります。
自動車税の支払いがお得になる月はない
自動車税は、1年のうちでどの月に購入したとしても支払いがお得になる月はありません。
年度末に近づくほど、月割りが安くなりますので、初期費用を抑えたい方は、年度始めの購入は避けましょう。
年度末になると、来年度の自動車税をすぐに支払わなければならないので、年度半ばでの購入がいいでしょう。
税金を安く抑える方法とは

自動車税をお得にするためには、購入が月初になるように調整するのがオススメです。
税金の支払いは、基本的には購入月の翌月からスタートする仕組みです。月末に購入するとすぐに支払いが始まってしまいます。
例えば、9月30日に納車する場合、支払いは翌月の10月〜翌年の3月までの6ヶ月分になりますが、10月1日に納車する場合は、翌月の11月〜翌年の3月までの5ヶ月分となります。
たった1日違うだけで、自動車税が1ヶ月分お得になるので、車を購入する際は、月末ではなく月初に購入するようにしましょう。
税金が安く抑えられる車種を選ぶ
車を買うと税金がかかります。
できる限り税金を抑えて安く購入したいという方は、税金を抑えられる車種を選ぶことが重要です。
自動車税は、排気量によって税金の金額が変わってきます。排気量が大きくなればなるほど自動車税が高くなるので、安く抑えたい方は、排気量の小さな車種を選ぶようにしましょう。
また、環境への負荷がかかるという理由で、新車登録から13年経過したガソリン車、11年経過したディーゼル車は自動車税が値上がりしてしまいます。
車が古くなってしまうと、重課税で税金が割高になってしまうので、値上がりする前の乗り換えをオススメします。
車を買い替える場合、買い替え前に支払った税金はどうなるの?

車を買い替える際に、今まで乗っていた車の税金はどうなるのかについて解説していきます。
普通車
普通車の場合は、自動車税の未経過分相当額が買取金額に含まれる場合が多いです。
年度末の3月に乗り換えると、自動車税の還付はありませんが、それ以外の月であれば、還付金を買取金額に含んで計算してくれます。
重量税についても同様で、車検が残っている車は重量税も込みでの買取金額となる場合がほとんどです。
軽自動車
軽自動車の場合は、自動車税の月割りがありませんので、税金を支払った後に乗り換える場合も税金は返ってきません。
重量税に関しては、普通車と同様で、車検が残っている場合は、買取金額に含んで計算されます。
まとめ

車は購入する時期によって、自動車税の金額が変わってきます。車をお得に購入するには、税金が安く抑えられる車種を選ぶことが重要です。
また、新車登録から年数が13年、18年経過しているガソリン車、11年経過したディーゼル車は税金が高くなってしまいますので、注意が必要です。
車を買う時期だけでなく、リセールバリューに注目して購入を検討していきましょう!
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