”現役”自動車営業マンが教える値引&買取交渉術

ローンがあっても車は売れるのか?支払い中の車を売却する方法

time 2019/10/02

ローンがあっても車は売れるのか?支払い中の車を売却する方法

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私が今まで営業をしてきた中で、『ローンがあっても車を売ることはできますか?』という質問をお客様からされることがあります。結論から言えば、ローンがあっても車を売却することは可能です。ただし、売却することができないケースもあります。これから売却することができるケースとできないケースについて説明していこうと思います。

目次

車検証の所有者が誰になっているのかで売却できるかどうかが決まる

車のローンが残っていて、売却を考えている人は、まずは車検証を確認してみて下さい。車検証に所有者が記載されている欄がありますので、所有者が誰になっているのかを確認します。

【所有者が自分または個人の名前になっている場合】

所有者が自分や家族など個人の名前になっている場合は、ローンが残っていても売却することは可能です。ですので、売却したお金をローンの返済に当てることもできれば、別のことに使用することもできます。

ローンで購入した場合は、多くが購入した車屋の名義になるか、ローン会社の名義になる場合が多いです。場合によっては自分名義になるケースもあったります。例えば、車屋でローンを組んだ場合でも、借り入れる元金が少なければ自分名義になるケースがあります。

銀行のマイカーローンで購入した場合は、自分名義で購入することができますので、ローンが残っている場合でも売却することは可能場合が多いです。(銀行の規約によっては、できない場合もあるので事前に確認しておきましょう。)

※車の売却自体は本人の許可さえあれば自由にできますが、ローン自体が無くなるわけではありません。

【所有者が車屋またはローン会社の名前になっている場合】

所有者が車屋またはローン会社の名義になっている場合も車を売却することは可能です。ただし、売却するためにはローンを全て返済する必要があります。

・車の売却金額がローンの残額を上回る場合

車の売却金額がローンの残額を上回る場合は、差額の金額を受け取ることができます。例えば、車の買取金額が100万円、ローンが70万円残っているとすると、差額の30万円を受け取ることができます。

・車の売却金額よりローンの残額のほうが多い場合

車の売却金額よりもローンの残額が多い場合でも売却することは可能です。売却するためには次の3つの方法があります。

①残ってしまったローンを現金で払う

差額分の現金があれば可能です。

②銀行などから不足分を借りる

差額分の現金がなくても銀行などの審査に通れば可能です。支払内容も変わるので、月々減らしたいという場合でも選び直せます。

③新しく車を購入する場合、次の車にローンの残額を上乗せする

次の車のローンに組み込むことができるので、ローンを2重に支払う必要が無いため、支払いが楽になります。ただし、ローンの残額が多い場合は上乗せできない場合もあります。

ローンが残っている車を売却するかの判断基準

ローンが残っていても売却することは可能です。しかし、ローンが残っている状態で売るべきかどうか判断に迷う方もいると思います。車を売るべきか判断材料を紹介したいと思います。

車のローンがどのくらい残っているか

まず、ローンがある車を売るかどうか判断する前に、いくらローンが残っているか調べる必要があります。ローン会社から送られてくるハガキを見るか、ローン会社に問い合わせをして、いくら残っているのかを確認しましょう。

次に自分の車がいくらで売れるのか無料査定をしましょう。そうすることにより、どのくらいローンが残るかがおおよそ分かります。ローンが残らなければ売る、残るのであれば残額次第で考えると良いと思います。

車を使う頻度がどのくらいあるのか

車の使用頻度がどのくらいあるのかで売ったほうが良いのかどうかが分かります。ほとんど車を使用しないという場合は、売却を検討してもいいと言えます。

車は所有しているだけで、税金、任意保険、駐車場代、車検、ガソリン代など維持費がかかります。通勤で毎日使用している、地域柄車がないと困るという場合は乗り続ける価値があるかもしれません。月に数回しか使わないのであれば、売却を検討してもいいと思います。

まとまったお金が必要になった

車の売却金額がローンの残額を上回れば、車を売却することにより、まとまったお金を作ることはできます。しかし、車の売却金額がローンの残額を上回らなければ、差額分を支払わなければなりません。

このように残額が残る場合では、金銭的にさらに厳しくなる場合もあるので、本当に売却する必要があるのか見極める必要があります。

どうしてもまとまったお金が必要であれば、銀行などで借り換えを行えば、売却金額を受け取ることは可能です。何のために売却するのか、売却した後どうなるのかをしっかり考えてから判断しましょう。

一括無料査定を利用してみよう

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ローンが残っている車を売却するのであれば、無料一括査定で複数社から見積もりを取ることをおすすめします。

ローンが残っている車を売却する際のポイントは、ローンの残額に対しいくらで買い取ってもらえるのかという点です。車の買取金額がローンの残額より低ければ、その分自分で支払いをしなければなりません。

自分で支払うことがないように、必ずローンの残額と自分の車の価値を確認することが大切です。複数社の買取業者に依頼することにより、より高く買い取ってくれる業者が見つかるので、自分で支払わなければならないリスクが減ります。



まとめ

ローンが残っている場合でも、車を売却することは可能だということがお分かりいただけたと思います。

売却するかどうかは、人それぞれ状況によってどうするべきかは変わってきますので、判断材料を参考にして検討してみて下さい。

一番大事なのは、ローンが残っている状態で売却するのであれば、高く売る必要があります。一括見積りで自分にピッタリの業者を探してみて下さい。

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プロフィール

ひろ

ひろ

はじめまして、ひろと申します。 四国在住の30歳で、車屋で販売・買取の営業をしています。今年(2023年現在)で10年目を迎えております。 大学を卒業してから車の営業一筋で、これまでに販売・買取共に1000台以上の実績があります。転勤で西日本中心ですが、色々な地域で営業活動をしています。 なぜ、このようなサイトを作ったかというと、凄く損をされている方たちを何千人と見てきたからです。そういった人を少しでも減らせたらと思い、サイトを立ち上げました。 [詳細]

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