2023/01/02

高いお金を出して大切に乗っていた車があまり高く売れなければショックですよね。。。
しかし、人気のないモデルを選ぶと二束三文なんてことも。また、人気の車でも高く売れないこともあります。今回は高く売れる車について紹介したいと思います。
目次
人気の車種を選ぶ

人気の車種を購入すれば、将来的に値下がりしにくくなります。
需要と供給から、中古車の値段は決まるので、値下がりが少ないのは当たり前のことですね。
軽自動車であれば、NBOX、NBOXカスタム、タント、タントカスタム、ワゴンR、ムーヴ、ムーヴカスタム、NWGN、NWGNカスタム、普通車であれば、プリウス、アクア、カローラ、ヴォクシー、アルファード、ヴェルファイア、ランドクルーザー、ランドクルーザープラド、ハイエース等が人気車種の上位に入ります。
定期的に発表される人気車種ランキングなどをチェックしておくことをお勧めします。基本的にはトヨタ車が値下がりが少ない傾向にあります。
一番人気のグレードを選ぶ

人気の車種を選んだら、一番人気のグレードを選びましょう。中古車や新古車の購入を考えている人は安いから中古車を購入する場合が多いです。お金に余裕があれば、迷わず新車を購入しますよね。中古車の醍醐味は、新車であれば下のグレードしか買えないところが、中古車であればワンランク上の車に乗れたり、同じグレードでも何十万もの金額差があるので、お得に購入することができます。
みんなが欲しいと思うグレードであれば、売れる確率も上がる為、値下がりしにくいのです。ディーラーの営業マンに売れ筋を聞いてみたり、雑誌やインターネットでどのグレードが人気なのかあらかじめ調べておきましょう。
最近であれば、各メーカーのホームページからオンライン見積もりが開けますので、そこから人気グレードを確認することができるので、一緒に見ておきましょう。
人気の色を選ぶ

売るときに人気がある色は、一般的には無難な色の車が人気があります。
無難な色というのは、パールホワイト、白、黒、シルバーです。なかにはスバルブルーのように人気色もあったりはしますが、これは特殊なケースです。
色が不人気色であれば、それだけで査定額が何十万と変わってきます。例えば、状態や距離、グレード、装備が全く一緒の車A、Bがあったとします。違うのは色だけ。Aはパールホワイト、Bは赤色だったとします。状態等が全く一緒でも色が違うだけで、査定額は10万以上変わってくるのです。
同じ車でも色が違うだけで将来売るときに査定額が違うのは勿体ないですよね。ですので、人気色を選んだ方が無難です。乗り潰すつもりだから関係ないやと思う人もいるかと思うのですが、廃車だと思っていた車が、人気色だったために値段が付いたということもありますので、無難な色を選ぶことをお勧めします。
ちなみに、人気の色の順番で行くと
- パールホワイト、黒
- 白
- シルバー
- その他の色
という順番です。パールホワイトとはラメが入り、真珠のような色の車です。白色は分かりやすく言うと、軽トラや商用車のバンの色です。新車であればパールホワイトはどの車種もオプションカラーで、他の色よりも数万高いですが、お金を出す価値は十分にあります。十分に将来的、元が取れるからです。
出来ればコーティングをかけておきましょう

車を購入する際、出来ればコーティングをかけておきましょう。コーティングにもランクがあり、同じ車屋でも何種類も用意していることがありますが、一番下のコーティングでもかけておくと全く違います。新車の場合であれば、コーティングしなくても綺麗で、コーティングしていてもあまり違いが分からないかもしれませんが、数年後かなり違いが出てきます。
一番は爪痕や小傷の量が圧倒的に違います。特に黒などの暗い色や濃いめの色であれば一目瞭然です。査定の際に、小傷が多いと綺麗に見えないので、評価が下がります。コーティングをしていれば、小傷はもちろん、ボディのツヤが全く違うので査定時のポイントが高いです。
車を購入してから気を付けたいこと

車を買った後も気を付けた方が良い点があります。
- タバコを吸わない
- ペットのニオイ、ペット毛に気をつける
- シートのシミや破れに気をつける
- カスタムしても純正パーツは取っておく
外装の傷は板金修理や磨いたりで綺麗に治すことができますが、内装が汚れている車は基本的に直しようがありません。特に気を付けたいのが臭いです。喫煙者の方は、室内でタバコを吸うと臭いが残り、クリーニングしても取れません。さらにヤニで黄ばんだ車内もクリーニングでは取れません。タバコを吸わない人からすれば、一発で分かります。
また、ペットを飼っている人も要注意です。自分ではあまり気付かないかもしれないですが、ペットの臭い(特に大型犬)はかなり車に染み付きます。ペットの毛も同様で、シートや絨毯に絡みつくと、クリーニングでは除去しきれません。
内装の汚れや臭いは査定額にかなり響きますので、将来高く売ろうと思っているのであれば、気を付けましょう。
カスタムをしている人であれば、車検が通らないくらいコテコテにいじっている人は要注意です。純正パーツを残しており、元に戻せるようにしておきましょう。車検が通らないままでは次の買い手が見つかりませんので、査定額は大幅にダウンです。純正パーツがなければ、新たに車検を通すために部品を揃えなければならないので、その分査定額がマイナスになります。車検内でカスタムしているようであれば、場合によっては査定額がプラスの場合もありますが、純正部品はあると喜ばれるので、査定の際にあらかじめ聞いてから処分しましょう。
まとめ
何十万、何百万して購入した車が、数年後に値段が付かなくなったり、安い金額でしか売れなかったりすると勿体ないです。高く売れる車を購入していれば、何十万、下手をすると何百万という差が出てきます。家の次に大きな買い物が車と言われていますから、購入する際は、将来のことも考えて購入することが大切です。
とは言っても、高く売れるから人気の車を買っても、自分が気に入らない車を購入する必要はないと思います。なぜかというと、気に入らない車を購入しても大事に乗らないからです。大事に乗られなかった車は、たとえ人気車種だったとしても高くは買取ってくれません。
次に購入される方も大切に乗られてきた車を買いたいと思います。自分が愛せるような気に入った車を購入しましょう。もし、これから車を購入しようと思われている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。